Fireface UCX II
在庫なし:10月中旬入荷予定
納期についてのご案内
大変ご迷惑をおかけ致しますが、上記ご了承の上でご予約ご注文を頂けますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
製品概要
Fireface UCX IIは、スタジオでもライブ・レコーディングでも利用できるようにコンパクトな筐体に高度に統合されたプロオーディオ・ソリューションです。コンパクトで高度なインターフェイスを設計するというRMEの伝統によって、通常は2つ以上の19インチ・パネルに分散される先進の機能群が僅かハーフラック・サイズに収められています。
20チャンネル録音と20チャンネル再生、高性能マイク入力、パラメトリックEQ、ダイナミクス処理、エコー、リバーブ、DURec(ダイレクトUSBレコーディング)、MIDI I/O、強力なヘッドフォン出力、さらに完全なスタンドアローン操作を備えたFireface UCX IIは、かつて無い水準の機能群をコンパクトな筐体に収めています。
入出力
XLR/TRS(マイク/ ライン)入力 × 2
TRS(楽器/ ライン)入力 × 2
TRS(ライン)入力 × 4
TRS出力 × 8
ヘッドフォン出力 × 1
ADATまたはSPDIFオプティカル入出力 × 1
AES/EBU入出力 × 1
SPDIFコアキシャル入出力 × 1
MIDI入出力 × 1
入力、出力の切替えが可能なワードクロック端子 × 1
USB 2.0端子 (USB 3端子でも動作)
DURec用USB 2.0端子
主な機能
すべての設定をリアルタイムに変更可能
バッファー・サイズ/レイテンシー設定:32~8192サンプルから選択可能
DCカップリング出力:CV/Gateコントロール対応
ADATオプティカル(S/MUX)経由で24bit/96kHz(4チャンネル)、24 bit/192 kHz(2チャンネル)録音・再生
ロック・モード:スレーブ、マスター
高度なマスター / スレーブ・クロックを自動切換え
ADATモードでの優れたBitclock PLL(オーディオ同期)
SteadyClock FS:ジッターの影響を受けない非常に安定したデジタル・クロック
DDSテクノロジー:サンプル・レートを自由に設定
SyncAlign:サンプル単位での正確な配列を保ち、チャンネル間のスワッピングを防止
SyncCheck:入力信号の同期状態を監視し、その結果を表示
TotalMix:レイテンシーの無いサブミックスと完全な ASIO ダイレクト・モニタリング
TotalMix:内部処理46ビットの800チャンネル・ミキサー
TotalMix FX:3バンド EQ、ロー・カット、リバーブ、エコー、コンプレッサー、エクスパンダー、オートレベル
MIDI入出力(16チャンネル、ハイスピード MIDI)
高インピーダンス・ヘッドフォン出力
DIGICheck DSP:ハードウェア・ベースでのレベル・メーター、Peak/RMS計測
DURec:全ての入出力をUSBメモリに録音、再生可能なダイレクトUSB録音機能
ARC USB(別売のTotalMixリモート・コントローラー)を直接接続可能
クラス・コンプライアント・モード対応:iOSデバイスで利用可能
SteadyClock FS
1000兆分の1秒精度のクロック
最小のジッター値と最大のジッター耐性ですべてのクロック・モードで優れたパフォーマンスと高品質のアナログ変換を提供し、音質変化のないミックスをモニタリングできます。
DURec
Direct USB Recording機能
DURec機能は、Fireface UCX IIの入力または出力をUSBストレージ・デバイスに直接記録できます。コンピューターを必要とせずにスタンドアローンでも動作するDSPを使用しているため、大切な録音のバックアップ機能として利用する他、スタンドアローンのフィールド録音、ライブ / リハーサル録音、サウンド・チェックの録音、再生などでも活躍します。
驚くほど低ノイズでクリアなアナログ入出力
本来意図されたサウンドを損なわないように、何も足さず何も引かず、完全な状態で音声を録音、再生するように設計されています。そのため、可能な限りの低ノイズ設計で解像度の高い録音、再生が可能です。S/N比やTHDなどの技術仕様に書かれる数値は、パーツの仕様ではなく全て実測値です。 各チャンネルのプリアンプは最大+75dBまでのゲインを個別に1dBステップ単位で設定することができます。最高品質のヘッドフォン端子は1Ωの低インピーダンス出力で、ロー・インピーダンスのヘッドフォンでもハイ・インピーダンスのヘッドフォンでも、歪みのない高レベルでヘッドフォンを駆動できます。
スタンドアローン・モード
Fireface UCX IIでは、ルーティング、エフェクト、プリセット切り替えを含む、全ての機能がコンピューターを使わずにスタンドアローンでご利用いただけるようになりました。フロントパネルのディスプレイを確認しながら詳細に設定が可能な上、DURecによるUSBメディアにダイレクト録音も可能です。
クラス・コンプライアント・モード
Fireface UCX IIはクラス・コンプライアントに対応するため、CCモードをアクティブにすれば、iPhoneやiPadに接続してご利用になれます。
iPadでTotalMix FXを使用すると、ハードウェア・ミキサーを完全リモート・コントロールすることができ、ミックスの作成、保存、読み込みが可能です。ライブ、収録時にもiPadからプロフェッショナル・レベルのI/O設定が可能になります。
DCカップリング出力
搭載される全ての出力はDCカップリング設計のため、シンセサイザーのハードウェア・モジュラーとソフトウェアのCV/Gateを詳細に且つ低レイテンシーで操作可能です。
Total Mix FX
TotalMix FXのミキサー機能はすべての入力チャンネルと出力チャンネルにはフルスケールの柔軟なデジタル・コンソールに匹敵する充実した機能が実装されています。
3バンド・パラメトリックEQ、ロー・カット、コンプレッサー、オートレベル、MS処理、位相反転などの効果をチャンネルごとに設定できます。リバーブ / エコーのエフェクト機能は、ステレオのセンド / リターン・バスによりすべてのチャンネルに提供され、これらエフェクトは192kHzを含むすべてのサンプル・レートでご使用いただけます。
Total Mix Remote
TotalMix RemoteはTotalMix FXと組み合わせて使うことで、RMEオーディオ・インターフェイスのすべてのミックス状態、ルーティング、FX設定、そしてレベルメーターをリアルタイムで表示し、イーサネットや無線LANを用いて離れた場所からコントロールすることができます。
高性能テスト、計測、解析ツール「DIGICheck」搭載
RMEの非常に強力なデジタル・オーディオ用メーター/アナライザー/測定ツールDIGICheckを利用頂けます。これによりFireface UCX IIは、精密なオーディオ測定器としても利用可能です。 DIGICheckはハードウェア上で動作するPeak/RMSメーター、位相スコープ、サラウンド・メーター、さらにはソフトウェアの仕様に依存せずに再生音を解析できるアナライザーといった機能が含まれています。
動作環境
コンピューターに接続する場合
Windows 7 以上、Intel Mac OS X(10.9 以上)
USB 2.0 または 3.0 端子 x 1
Intel Core i3 以上の CPU を搭載したコンピューター
iOS デバイスに接続する場合
iOS 7 以上がインストールされた iPhone/iPad
Lightning(または Dock) - USB アダプター
技術仕様
一般
電源:外部電源
標準消費電力:13ワット
12V動作電圧時:910 mA(11ワット)
寸法(ラック耳含)(WxHxD):265 x 44 x 155 mm(10.5" x 1.73" x 6.1")
寸法(ラック耳無)(WxHxD):215 x 44 x 130 mm(8.5" x 1.73" x 5.1")
重量:910 g(2.0 lbs)
動作温度:+5°C 〜 +50°C(41°F 〜 122°F)
相対湿度:< 75%、結露なきこと
RMEは何年にも亘り極限まで高い信頼性とクリアで解像度の高い音を提供し続けています。トラブルフリーな安定したMac / PC対応ドライバーが、クリティカルな場面でもRMEインターフェイスを信頼して利用できます。