MVR-64
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製品概要
あらゆるデジタル・フォーマットに対応
Swiss Design Made In Germanyの万能デジタル・コンバーター
MVR-64 multiverterは、ADAT、MADIオプティカル、MADIコアキシャル、MADI TP(AES-X213 MADI-TPモード)、AES50、Dante/AES67に対応し、各フォーマット間の変換を自由に行えるユニークなフォーマット・コンバーターです。
各フォーマットにつき64×64チャンネル(AES50は48×48チャンネル)のコンバージョンに対応し、且つ全てのフォーマットに同時にチャンネル単位で自由にルーティング、スプリットが可能な448×448チャンネルのマトリックス・ルーターとしても機能します。
さらに、拡張可能なオプション・スロットを搭載し、オプション・モジュールでAVB、Soundgrid、AES/EBUに対応します。
内蔵ヘッドホン・アンプとテスト・トーン・ジェネレーターを用いることで、簡単に機器の診断が可能です。電源入力を3系統備え、2系統のACまたはDC(バッテリー・パック)によるフル・リダンダント運用も可能です。
オプション・スロットに「SRC-64」サンプルレート・コンバーター・プラグイン・モジュールを追加することにより、64×64チャンネル双方向の非同期オペレーションが可能になります。これにより、例えばDanteネットワークで組まれるライブPAシステムから信号を分岐する際に、システム全体への干渉を回避できるだけでなく、中継車等の別のマスター・クロックを有するシステムとのブリッジとしても最適なソリューションとなります。
*Dante<>Danteのサンプルレート・コンバートには対応していません。
ClockShieldテクノロジー
ClockShield機能は、受信中のマスター・クロック信号が途切れた場合でも最大 1 秒間(!)の通常動作を可能するマルチバーター独自の機能です。これによりクロック・システムの障害やグリッチ、ドロップアウトに対して非常に堅牢な動作が可能になります。
クロック入力信号が途切れると、マルチバーターは途切れる前に適切にロックされていた周波数で内蔵クロックを最大 1 秒間動作させます。その間、オーディオ処理は途切れることなく出力されます。
クロック入力が復旧すると、データとクロックをビット単位で完璧に合わせる再同期処理が行われます。ポップやクリックを避けるため、すべてのオーディオ信号は再同期前にソフトウェア・ミュートされ、再同期後にミュートが解除されます。このプロセスはわずか数ミリ秒であり出力信号への影響は最小限に抑えられているため、多くの場合聴き分けることはできないでしょう。
フル・リモート・コントロール
multiverterにはWebサーバー、及びtelnetサーバーが搭載され、全ての設定をリモート・コントロール可能です。またMADIストリームにコントロール信号(ヘッドアンプ・リモート、MIDI over MADI等)を埋め込んでいる場合も、阻害せずに届けることができます。
全ての設定はプリセットとして保存し、読み込むことができますので、セッションの切り替えを瞬時に行うことが可能です。
リモートのデモはこちら
主な機能
ADAT入出力 × 8、SPDIF、AES3オプティカル対応
MADIオプティカル入出力 × 1
MADIコアキシャル入出力 × 1
MADI TP(AES-X213 MADI-TPモード)入出力:最大2系統*
AES50入出力:最大2系統*
Dante/AES67入出力 × 2
MIDI入出力 × 1:MIDI端子からMADIストリームにエンベディング/ディエンベディング可能
対応サンプルレート:32kHz〜192kHz
ワードクロック入出力 × 1
MADIおよびADATは96kフレーム、S/MUX対応
サンプルレート・コンバーター SRC-64モジュール(オプション)
各インターフェイスにつき全てのフォーマットに64x64チャンネル・ルーティング、スプリットに対応
超低レイテンシー設計:2サンプル@48kHz
全ての信号をモニタリング可能なヘッドフォン・アンプ搭載
ウェブ、telnet、USB経由で完全リモート・コントロール対応
拡張オプションで対応フォーマット(AVB、Soundgrid、AES/EBU)の追加可能
迅速な回線チェックを可能にするテストトーン・ジェネレーター搭載
MIDI over MADI機能による対応機器のリモート・コントロール
プリセットの保存、読み込み:12プリセット
リダンダント電源(内部電源x 2、外部電源 x 1)
ヘッドアンプ・リモート・コントロール対応予定 (Yamaha、Behringer、MIDAS)
*2系統使用時にはMADI-TPポートをAES50として、またはAES50ポートをMADI-TPとして使用するため、ピン配列を変更するアダプターやケーブルが別途必要です。詳細はSynthax Japanウェブサイト「変換ケーブルについて」をご参照ください。
同梱物
電源ケーブル、ユーザー・ガイド(日本語)
技術仕様
寸法(WxHxD):482x45x230mm
重量:2.25 kg
動作温度:0〜+70°C、結露無き事
保存温度:-40〜+85°C、結露無き事
消費電源:8W typ.、最大30W
AC入力:85〜264VAC、50-60Hz、0.75A@115VAC / 0.5A@230VAC
DC 入力:9-18VDC (最大30V tolerant)、2.5Aピーク
チャンネル数 @ 32/44.1/48kHz:各インターフェイスにつき最大64チャンネル
チャンネル数 @ 64/88.2/96kHz:各インターフェイスにつき最大32チャンネル
チャンネル数@128/176.4/192kHz:各インターフェイスにつき最大16チャンネル
各インターフェイスの全チャンネルを同時にコンバージョン可能
サンプルレート:32 / 44.1 / 48 / 64 / 88.2 / 96 / 128 / 176.4 / 192 kHz +/-100ppm
バリスピード非対応
レイテンシー:受信、コンバート、送信にかかるレイテンシー(サンプル)は以下の通り
32/44.1/48kHz:n = 1
64/88.2/96kHz:n = 2
128/176.4/192kHz:n = 4.
Dante Contorollerで設定された値 =d